バーサロフトジャケットのコーデ完全攻略
こんにちは。スタイルクラッシュ、運営者の「カズ」です。
ノースフェイスの中でも特に人気の高いフリース、バーサロフトジャケット。あの長い毛足のフワフワ感、たまらないですよね。
ただ、そのボリューム感ゆえに「バーサロフトジャケットのコーデってどう組めばいいの?」「一歩間違えるとダサい感じになる?」「着膨れして見えないか不安…」といった悩みも多いかなと思います。
また、よく似た「アンタークティカ」モデルとの違いが分からなかったり、自分に合うサイズ感がつかめなかったり、いつまで着れるのか着用時期に迷ったり。
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではコーデの失敗しないコツを徹底的に掘り下げていきますね。
「ダサい」と言わせないコーデの基本ルール
着膨れを防ぐための正しいサイズ感
「アンタークティカ」モデルとの明確な違い
保温性を活かすシーン別(メンズ・レディース)の着こなし術
バーサロフトジャケットのコーデの基本と選び方

まずはコーデを組む前の大前提、バーサロフトジャケットがどんなアイテムなのか、その「選び方」の基本を見ていきましょう。
特にサイズ感と、ある「別のジャケット」との違いを理解しておくことが、着膨れや野暮ったさを回避する一番の近道になりますよ。
廃盤になった?

「バーサロフトジャケット、廃盤になったの?」と心配する声を時々聞きますね。これは、いくつかの理由が重なって、そういった噂が流れることがあるのかなと思います。
まず、(標準の)バーサロフトジャケット自体は廃盤になっていません。ノースフェイスの秋冬ラインナップにおける定番中の定番フリースとして、毎年継続して販売されています。特に黒(K)やニュートープ(NT)といった定番カラーは、ほぼ間違いなくラインナップされますので、安心してください。
ではなぜ「廃盤」と言われるのか?
- シーズン限定カラーの存在: 定番色以外に、その年限定のトレンドカラー(例えば明るいブルーやレッドなど)が発売されます。これらはそのシーズン限りで生産終了=廃盤となるため、「欲しかった色が見つからない=廃盤?」と認識されるケースです。
- アンタークティカとの混同: 後で詳しく解説しますが、よく似た名前の「アンタークティカバーサロフトジャケット」のほうが生産数が少なかったり、モデルチェンジしたりすることで、情報が混同しているケースもあります。
結論として、定番モデルは継続していますが、人気カラーや自分の欲しいサイズは、本格的なシーズンイン(10月〜11月)の前に完売してしまうことが本当に多いです。廃盤を心配するより「完売」を心配したほうがいいアイテムかもしれませんね。
なぜ人気が復活したのか

もともと定番アイテムではありましたが、ここ数年で人気が「復活」あるいは「再燃」している背景には、やっぱり大きなファッショントレンドの変化があると思います。
一番大きいのは、「アウトドアミックス」や「Y2K(2000年代)」スタイルのトレンドですね。
かつては「ガチのアウトドアウェア」や、それこそ「部屋着」のイメージが強かったフリースが、今はファッションアイテムとして完全に市民権を得ました。特にバーサロフトの持つ独特のボリューム感とレトロな雰囲気が、今の気分にぴったりハマったんだと思います。
きれいめなスラックスやロングスカートに、あえてボリュームのあるフリースを合わせるような「ハズし」のコーデが受け入れられたのが大きいですね。この「抜け感」を演出するのに、バーサロフトの柔らかい素材感は最適だった、ということかなと思います。
2025年モデルの最新情報
2025年の秋冬モデルについてですが、基本的なスペックやデザインは定番モデルから大きく変わらないことが多いです。ノースフェイスの強みは、こうした「完成された定番」を毎年ブラッシュアップして提供し続けることですからね。
ただし、毎年注目すべきは「新色」と「ジップの規格」です。
新色はその年のトレンドを反映したカラー(アースカラーの派生や、ビビッドな差し色など)が登場することがあります。毎年微妙に色合いが変わったりするので、過去のモデルと見比べてみるのも面白いですよ。
そして、最も注意すべきが「ジップの規格」です。
2021年秋以降の「ジップインマグネ(ZIM)」に注意
もしシェルジャケットとの連結(ジップインジップ)を考えているなら、この点は購入前に必ずチェックが必要です。2021年秋頃から、連結システムが従来の「ジップインジップ(ZIZ)」から、マグネットと小型ジッパーを使った「ジップインマグネ(ZIM)」に順次切り替わっています。
この2つは互換性がありません!
最新のバーサロフトジャケットがZIM規格の場合、古いZIZ規格のシェルとは連結できないので注意してくださいね。(詳細は後述します)
最新モデルの正確なカラー展開や仕様については、やはりTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)公式サイトや正規取扱店で確認するのが一番確実です。情報はあくまで一般的な傾向として参考にしてくださいね。
ダサいと言われる理由と対策

さて、ここが核心の一つ。「バーサロフトジャケットはダサい」という意見。なぜそう見えてしまうことがあるのか、主な理由は2つかなと思います。
理由1:過度なオーバーサイズ
元々ゆったりした作りのアイテムなので、トレンドだからと必要以上にサイズを上げすぎると、単に「だらしない」「着られてる」感じが出てしまいます。特に肩が落ちすぎて袖が余ると、野暮ったさ(=ダサい)の正体になりますね。
理由2:コーデ全体の「部屋着感」
フリースという素材の特性上、合わせるアイテムもスウェットパンツやゆったりしたデニムなど、リラックス系のものばかりで固めてしまうと、一気に「コンビニに行く格好」や「全身部屋着」スタイルに見えてしまいます。これが一番危険なパターンかもしれません。
これらの対策は簡単で、「サイズ感」と「ボトムス選び」を意識することです。
「ダサい」を回避する2つの対策
- シルエットでメリハリを出す: トップスにボリュームがある分、ボトムスは細身(スキニー、テーパード)か、逆に思い切り太く(ワイドスラックス)して、IラインかAラインを意識する。中途半端な太さのボトムスが一番難しいかもしれません。
- 素材感で「部屋着」を中和する: ボトムスにウールのスラックス、光沢のあるプリーツスカート、足元にレザーシューズなど、「きれいめ」な素材のアイテムを1点投入するだけで、一気に「お出かけ着」になりますよ。
サイズは「ややゆとり」に留め、ボトムスで引き締める。これだけで「ダサい」印象は驚くほど簡単に回避できますよ。

失敗しないサイズ感の選び方
「ダサい」理由とも直結しますが、サイズ選びは本当に重要です。ただ、最適なサイズは「どう着たいか」によって変わってきます。
パターン1:アウターとして着る(推奨):「ややゆとり」が正解
秋や春にTシャツやスウェットの上から羽織るメインアウターとして使うパターン。これが一番このジャケットの良さを活かせるかなと思います。インナーに厚手のもの(ニットやパーカー)を着込む余裕も考えると、「ジャスト」よりは「ややゆとり」があるサイズ感がベストです。
パターン2:インナー(ミッドレイヤー)として着る:「ジャストフィット」が必須
マウンテンジャケットなどのシェルと連結(ジップインジップ)して真冬に着るパターン。この場合、アウターの中でフリースがダボつくと着心地最悪なので、体にフィットするジャストサイズを選ぶ必要があります。ただし、バーサロフトはミッドレイヤーとしてはかなり嵩(かさ)があるので、個人的にはより薄手の「ジップインバーサミッドジャケット」などの方が連結には適している気もしますね。
保温性の鍵「デッドエア」
フリースが暖かいのは、毛足の間に「デッドエア」と呼ばれる「動かない空気の層」を溜め込むからです。サイズがタイトすぎると、この毛足が潰れて空気の層が失われ、保温性が著しく低下してしまいます。着膨れを恐れすぎず、適度なゆとりを確保することが、暖かさを保つコツでもあるんです。
【最重要】「アンタークティカ」と混同していませんか?
サイズ感の混乱で一番多いのが、「アンタークティカバーサロフトジャケット」との混同です。これは本当に別のアイテムとして考えた方がいいですね。
名前は似ていますが、アンタークティカは「極地仕様」の最強モデル。肩にナイロンの切り替えがあって、ボリュームも保温性も価格も全くの別物です。
| 項目 | (標準)バーサロフトジャケット | アンタークティカバーサロフトジャケット |
|---|---|---|
| デザイン | 全面フリース。ロゴ小さめ・同系色。 | 肩部にナイロン切り替え布。大きなロゴワッペン。 |
| ボリューム | ゆったりめだが、比較的抑えられている。 | 極めてボリューム大。毛足も最長クラス。 |
| 保温性 | 高い(10℃前後で暑さを感じる程度) | 圧倒的に高い(極地仕様) |
| 用途 | ミッドレイヤー、春秋アウター | 真冬のメインアウター |
アンタークティカのレビュー(「インナーが着込めないからワンサイズ上げた」など)を、標準のバーサロフトジャケットに当てはめてしまうと、確実に大きすぎます。自分が探しているのがどちらのモデルなのか、購入前に必ず確認してくださいね。
バーサロフトジャケットのメリット・デメリット
コーデを考える上で、アイテムの特性=長所と短所を知っておくのは大事ですね。ここで改めて整理してみましょう。
メリット(長所)
- 圧倒的な保温性: ノースフェイスのフリースの中でも最高クラスの保温性を誇ります。長い毛足が空気をたっぷり含み、見た目以上に暖かいです。無風ならTシャツの上にこれ1枚でもかなりポカポカしますね。
- 抜群の肌触り: とにかくフワフワで気持ちいい。この肌触りが好きで選ぶ人も多いはず。私もこの「着る毛布」感がたまりません。
- 軽さ: ボリュームの割に非常に軽いので、着ていて肩が凝らないのも大きなメリット。長時間着用してもストレスフリーです。
デメリット(短所)
- 最大の弱点=「防風性」がない: これが一番重要です。フリースは素材の特性上、織物ではなく編み物に近い構造なので、風をスースー通します。
- 静電気が起きやすい: 特に乾燥する冬場は、素材の特性上、静電気が発生しやすいですね。静電気防止スプレーなどで対策するのがおすすめです。
- 毛玉(ピリング): 長期間着用したり、リュックなどで擦れたりすると、毛足が絡まって毛玉ができることがあります。これはフリースの宿命とも言えますね。
「保温性は高いが、防風性はない」。これがバーサロフトジャケットの最大の特性であり、弱点です。この弱点をどうコーデで補うかが、次のセクションのテーマになります。
実践!バーサロフトジャケットのコーデ活用術

基本がわかったところで、いよいよ実践編です。バーサロフトジャケットの「弱点」を理解しつつ、メンズ・レディース別に具体的な着こなしのコツを見ていきましょう。
単体だと寒い?保温性と弱点

先ほど「デメリット」でも触れましたが、バーサロフトジャケットは単体だと「風が吹くと寒い」です。
北海道のレビューで「10℃前後で暑いくらい」という声があるように、無風状態での保温力は本物です。秋や春先、あるいは風のない穏やかな冬の日(本州の太平洋側など)なら、アウターとして十分活躍します。
しかし、冷たい風が吹く真冬の環境下では、その保温力を発揮する前に体温を奪われてしまいます。「いつまで着れるか?」という問いの答えは、「住んでいる地域と、風の有無による」というのが正直なところ。
着用シーズン別ロードマップ
- 秋(10〜11月 / 気温10〜15℃): メインアウターとして最適。インナーはロンTや薄手スウェットで十分。
- 冬(12〜2月 / 気温10℃以下): 2つの使い方。①風のない日のアウター(インナーにニットを着込む)、または ②「防風シェル」と組み合わせるミッドレイヤー(中間着)として。
- 春(3〜4月 / 気温10〜15℃): メインアウターとして再登板。冬物アウターからこれに着替えると、春の訪れを感じますね。
つまり、真冬に着るには「防風対策」が必須、ということになりますね。
弱点を補うジップインジップ活用法

その「防風性の弱点」を根本的に解決するのが、ノースフェイス独自の連結システム「ジップインジップ」です。
これは、バーサロフトジャケットを「インナー(ミッドレイヤー)」として、マウンテンジャケットやマウンテンライトジャケットといった「アウター(防風シェル)」の内側にファスナーで連結するシステム。こうすることで、フリースの保温力+シェルの防風性・防水性が合体し、最強の防寒アウターが完成します。
見た目もスッキリしますし、別々に着るより一体感が出て動きやすいのもメリット。これぞノースフェイスの真骨頂、という機能ですね。
このシステムについて、詳しくはTHE NORTH FACEの公式サイトでも解説されています。自分の持っているジャケットが対応しているか確認してみるのも良いですね。(出典:THE NORTH FACE ZIP IN ZIP SYSTEM)
注意!「ZIZ」と「ZIM」は互換性がありません

このジップインジップ、実は大きな落とし穴があります。それは、2021年秋頃を境に規格が変わっていることです。これは本当に要注意ポイントですよ!
新旧規格の互換性はゼロ!
「持ってるシェルと連結しようと思ったら規格が違った…」とならないよう、購入前に自分のウェアがどちらの規格か、必ず確認してくださいね。
| 項目 | 新規格:ジップインマグネ(ZIM) | 旧規格:ジップインジップ(ZIZ) |
|---|---|---|
| 採用時期 | 2021年秋以降のモデル(順次) | 2021年以前のモデル |
| ジッパー規格 | VISLON YKK 3VS(小型) | VISLON YKK 5VSH(大型) |
| 袖の連結 | スライド式ボタン | ボタンとループ |
| 首元の連結 | マグネット(磁石) | ボタンとループ |
| 互換性 | ZIZ規格とは連結不可 | ZIM規格とは連結不可 |
ジッパーのサイズ(引き手の刻印など)を比べるのが一番わかりやすいです。この違いを知らないと、せっかくの機能が使えないので、中古で買う時なども特に注意が必要ですね。
バーサロフトジャケットがおすすめな人
競合としてよく挙げられるのが、パタゴニアの「レトロXジャケット」です。どちらもボアフリースの代表格ですが、特性が真逆なんですよね。私も両方持っていますが、使い分けは明確です。
バーサロフト vs レトロX 最終決断チャート
「機能で選ぶならレトロX、気持ち(肌触り)で選ぶならバーサロフト」とよく言われますが、まさにその通りかなと。
| 項目 | バーサロフトジャケット | パタゴニア レトロXジャケット |
|---|---|---|
| 防風性 | なし(風を通す) | あり(防風フィルム内蔵) |
| 肌触り | 非常に良い(フワフワ) | 悪い(内側が防風フィルムでゴワゴワ) |
| 保温性(単体) | 高い(風がなければ) | 高い(風があっても) |
| シルエット | ゆったりめ(アームやや太め) | 丸みのあるボックスシルエット(着丈短め) |
| おすすめな人 | 肌触り重視、レイヤリング前提 | 防風性重視、単体でアウターにしたい |
私なりの結論としては、バーサロフトジャケットはこんな人におすすめです。
- とにかくフワフワな肌触りが好きな人(レトロXのゴワゴワが苦手な人)
- アウター単体より、シェルと連結(レイヤリング)して真冬も使いたい人
- 「きれいめコーデ」のハズしとしてフリースを使いたい人(バーサロフトの方が素材感が柔らかいため、スラックスなどと馴染みやすいかなと思います)
一方で、「フリース1枚で真冬の風を防ぎたい!」という人は、レトロXの方が向いているかもしれませんね。
購入者の口コミ・レビューを紹介

私が調べたり聞いたりした範囲での「リアルな声」も、コーデの参考になると思うので紹介しますね。良い点も悪い点も、購入前に知っておくのは大事です。
ポジティブな口コミ
- 「秋口にTシャツの上に着るだけで暖かい。むしろ10℃超えると暑い」(→保温性の高さを実感する声が多数)
- 「肌触りが最高で、部屋着にしたくなる(実際してる)」(→この肌触りの良さが最大の購入理由という人も)
- 「黒スラックスと合わせるだけで、今っぽい『きれいめカジュアル』が完成する」(→コーデのしやすさを評価する声)
- 「マウンテンライトと連結したら、真冬の北海道でも余裕だった」(→ジップインジップ活用の成功例ですね)
ネガティブな口コミ
- 「風が強い日は普通に寒い。これ一枚で冬は無理」(→防風性の弱点を指摘する声。これは事実ですね。これを理解して買うことが大事)
- 「アンタークティカと間違えて買って、思ったより薄かった」(→これは買い間違い。いかに混同が多いかの証拠です)
- 「サイズを上げたら、想像以上にクマみたいになった…」(→サイズ選びの失敗例。ボリューム感を甘く見るとこうなりがちです)
やはり「保温性 vs 防風性」と「サイズ感」、そして「アンタークティカとの混同」。この3点が、満足度を分けるポイントになっているのがよく分かりますね。
成功するバーサロフトジャケットのコーデの鍵
長々と語ってきましたが、結論として「バーサロフトジャケット コーデ」を成功させる鍵は、私なりに以下の3つの鉄則に集約されるかなと思います。
バーサロフトコーデ 3つの鉄則
- 鉄則1:まずは「アンタークティカ」との違いを理解する。 自分が着ている(または買おうとしている)モデルが、標準モデルかアンタークティカモデルかを正確に把握すること。これがすべてのスタイリングとサイズ選びの出発点となります。
- 鉄則2:「サイズ感」で着膨れを制し、「ボトムス」でシルエットを整える。 保温性を損なわない「ややゆとり」のあるサイズを選び、着膨れを回避するためにボトムス(スラックスや細身パンツ、タイトスカート)で全体のシルエットをIライン、またはAラインに整えましょう。
- 鉄則3:「防風性の弱点」を理解し、アウターとインナー(ミッドレイヤー)で使い分ける。 気温10℃前後のアウターとして割り切るか、あるいは真冬は「防風シェル」と組み合わせるミッドレイヤーとして、その弱点を補う機能的な使い分けを行います。
この3点を押さえれば、バーサロフトジャケットの持つ「最高の肌触り」と「高い保温性」という魅力を最大限に引き出せるはず。ぜひ、あなたなりの着こなしを楽しんでみてくださいね。

